シンシアの15秒はじめて英会話

お子様や、英会話レッスンを始める勇気が出ない人のために

color?それとも colour?英米のスペリングの違い3パターン

アメリカ英語とイギリス英語、発音聞いてるとなんとなく違いがあるのがわかりますよね。

実はスペルから違う単語もあるんですよ!ややこしい…!

今回はそんなスペリングの違い3パターンをご紹介します!

 

 

①-or と -our

「色」という意味の"color"、イギリスでは"colour"と書きます。

フランス語の影響で「-our」が残っているようですね。

他には:

アメリ イギリス 意味 発音※
favor favour 好意
neighbor neighbour 近所の人
humor humour ユーモア
labor labour 労働

 

 

②-er と -re

"theatre"と書いて「シアター」、"centre"と書いて「センター」。

お店なんかで見かけたことありませんか?

これはイギリス英語由来なんですね。

こんな感じです:

アメリ イギリス 意味 発音※
center centre 中心
meter metre メートル
theater theatre 劇場
fiber fibre 繊維
liter litre リットル

※筆者はアメリカ生まれのため、アメリカ発音になります。

 

③-ize と -ise

これ!スペルミスでありがちなこれ!

イギリス英語だと正解だったのかー!ってなった方いません?

アメリ イギリス 意味 発音※
organize organise 組織する
recognize recognise 認識する
realize realise 気づく
apologize apologise 謝る
finalize finalise 仕上げる

 

なぜ違うの?

1800年代、アメリカの辞書編さん者 ノア・ウェブスター(Noah Webster) が、
「英語をもっとシンプルにしよう!」と提案したのがきっかけです。

その結果、アメリカでは 「発音に近い綴り」 が好まれるようになりました。

 

 

いかがでしたか?

日本で身の回りを見てみると、アメリカ英語もイギリス英語も混在していてややこしいですよね。

例えばハリー・ポッターの洋書で英語を覚えようとすると、イギリス英語になったりとか。(出版社によって違うかも?)

でも安心してください。英検・TOEICTOEFL・IELTSなどの試験では、どちらの英語も正解扱いになります!

ただ、学校の授業で習うのは基本アメリカ英語なので、先生によってはイギリス英語だと×にされてしまうかも…。

 

 

[CD付]イギリス英語とアメリカ英語

アメリカ英語とイギリス英語 (丸善ライブラリー 134)

「スィンカバウリット」何て?英語のリンキング!

なんて言ったでしょう?





正解は

"Think about it."

聞き取れましたか?
カタカナで書くとしたら「スィンカバウリット」ですかね。


英語では、隣同士の子音が重なると、片方の音が聞こえなくなることがあります。
ネイティブスピーカーはよくやるので、聞き取れるとぐっと自然に聞こえます!

今回はそんなリンキングについてお話します。


"T"や"D"は抜け落ちがち

next day

ネクスト デイ」⇒「ネクスデイ」
t が落ちてスムーズに


handbag

「ハンドバッグ」⇒「ハンバッグ」
dが落ちて、nがmになるイメージですね。


friendship

「フレンドシップ」⇒「フレンシップ」
d が聞こえにくくなる


last night

「ラスト ナイト」⇒「ラスナイ」
t が消えてスムーズに

fast food

「ファスト フード」⇒「ファスフー」
t が落ちる

softball

「ソフト ボール」⇒「ソフボー」
t が聞こえにくくなる


cold drink

「コールド ドリンク」⇒「コールドリンク」
d が消えて滑らかに


発音する際のコツ

個人的なコツとしては、tやdが抜け落ちたところに、っ(小さい「つ」)を入れることです。
ぐっと喉に力を入れる感じ。

また、英語の発音で重要なのはどこに力を入れるかです。
バナナだったら、「バナーナ」のように、アクセントになる部分を強く、それ以外はちょっと声を小さくするといいです。




いかがでしたか?
日本語でも「学(がく)」と「校(こう)」と書いて「がっこう」って読んだりするし、きっと身近に感じられるはず。
よく聞いて、覚えていきましょう。



合わせて読みたい:
blog.sincere-eikaiwa.com

英語の発音、RとLが一番嫌い!RとLは全く違う音って嘘でしょ?

英語の発音で、RとLが一番難しいと感じる人多いんじゃないでしょうか。

というのも、日本人からするとどちらも「らりるれろ」だから似てる気がしちゃいますが、英語圏の人からすると全く別物に聞こえるんですよ。

むしろ「なぜ日本人が混同するのか不思議」と思う人が多いくらい。

信じられます?

 

 

今回はそんな日本人が大嫌いなRとLの発音についてお話します。

 

 

発音の違い

R (/r/):舌をどこにも付けず、少し後ろに引いて「ウ」に近い音

L (/l/):舌先を前歯の裏に当てて「ル」の音

 

 舌の位置も口の形もまったく違うので、ネイティブには「混同のしようがない」くらい別物、ということらしいです。

日本語ネイティブとしては、RとLの真ん中に「らりるれろ」があるから似てるって感じちゃうんですよね。

 

 

 

発音ペアで違いを体感してみよう

R の単語 発音 意味 L の単語 発音 意味
rock lock 錠をかける/鍵
road load 荷物を積む/負荷
right 右/正しい light 光/軽い
read 読む lead 導く/鉛
ray 光線 lay 置く
rope ロープ lope 大股で走る
rake 熊手 lake

 

 

 

今回慣れてもらうために単語たくさん置いときました!

結局のところ数をこなして舌と口の筋トレしてもらうしかないです。

いっぱい真似してください!

日本語にはないthの発音、2種類あるって知ってた?θとðだよ!

日本人が苦手な「th」ですが、実は 2種類 あるんです。

先に行ってしまうと、thinkとthisの違いですね。

今回はこの違いをちょこっと解説します!

 

 

無声音 /θ/

舌を歯の間に軽く出して「スー」と空気を出す音。

「th」と聞くとこっちをイメージする方が多いんじゃないでしょうか。

 

think(考える)

 

thank(ありがとう)

 

three(3)

 

有声音 /ð/

同じ舌の位置で声を出す。

こっちは濁点をつけたような発音ですね。

 

this(これ)

 

that(あれ)

 

mother(母)

 

 

発音のコツ

無声音は「舌で空気を遮って、スーッ」

有声音は「舌で声を響かせて、ズーッ」

日本語にない音なので、慣れるまで「舌を出すこと」を意識するのが大切です。

 

 

 

 

なんとなく違いがわかりましたか?

言われてみれば濁点ついてるかも!って感じていただけたら嬉しいです!

 

英語の発音をもう一度ひとつひとつわかりやすく。

英語「発音記号」の鬼50講

 

センチュリーは100年、ミレニアムは1000年。では、フォートナイトは?

※ゲームの話ではありません。

 

「1年」は one year。

でも、10年や100年、1000年を表すときは?

 

英語には“期間専用”の便利な単語があります。

今日はその中から、覚えておくと会話やニュースで役立つ表現をご紹介します!

 

 

期間を表す単語

decade(ディケイド)

意味:10年

例:I lived in Tokyo for a decade.(私は東京に10年間住んでいました)

 

 

century(センチュリー)

意味:100年

例:The 20th century was full of changes.(20世紀は変化に満ちていた)

 

millennium(ミレニアム)

意味:1000年

例:We celebrated the new millennium in 2000.(2000年に新しい千年紀を祝った)

 

fortnight(フォートナイト)

意味:2週間

例:I’ll see you in a fortnight.(2週間後に会いましょう)

 

 

 

いかがでしたか?

fortnightって2週間っていみなんですね!

ゲームのFortniteと何か関係があるんでしょうか?

あまり詳しくありませんが、なんかストーリーと関係あるんですかね。

知ってる方いたらぜひコメントで教えてくださいね。

12個だからダースです。20個だと?

ダースって知ってますか?
チョコレート?美味しいですよね。わかります。

 

じゃなくて。

ダースって12個のことを言いますよね。

英語では、こんな風に数字を別の言い方で表すことが他にもあるんです。

今回はそんな数字の言い方をご紹介します!

 

 

 

12

12を英語でいうと、もちろんtwelve(トゥウェルブ)ですが、12個一揃えで扱う時は、

dozen(ダズン)

といいます。

 

いや、ダースじゃないんかーい!ですよね。

ダース、は実はドイツ語やポルトガル語からきてる言い方なんですね。

語源は一緒です。

 

英語ではダズン、覚えてくださいね。

 

 

20

20は英語で、twenty(トゥウェニー)ですが、昔の言い方で

score(スコア)

といったりします。

 

"four score years ago" = 「80年前」

ちょっとおしゃれな言い回しですよね。

最近の映画で使われる場合は、古い言い回しですよー、ってアピールになってる感じですね。

歴史の話とか、スピーチなんかでは今でも使われたりします。

 

 

1000

grand(グランド)

これは主にお金の話に使われます。

"two grand"だけで、2,000ドル、という意味になりす。

two grand dollarsとは言わないんですね。

 

 

 

いかがでしたか?

日本語にはあまりない表現ですよね。

八百万(やおよろず)とか、ちょっと不思議な言い方は日本特有ですね。

 

 

 

あまりホワイトチョコは好きじゃないのですが、なぜかダースのホワイトは美味しく感じます…。

 

無音のt。これは無音?無音じゃない?

無音シリーズ、最後はtです!

 

無音のb

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無音のw

writeのwっていらなくない?って思ったことないですか?私はあります。 - シンシアの15秒はじめて英会話

 

 

 

無音のtの単語

castle(キャッソー)/城

 

listen(リッスン)/聴く、注意して聞く

 

fasten(ファースン)/ベルト等をしめる

 

whistle(ウィッソー)/口笛、ホイッスル

 

hustle(ハッソー)/せかす

 

wrestle(レッスル)組み合う、レスリングをする

 

mortgage(モーゲージ)住宅ローン

 

 

このt発音してるの?

え?もっとない?って思いませんか?

t発音してる?って思う単語いっぱいありますよね。

 

発音する際にtを意識すべきかどうかは、発音記号を見るとわかります。

例えばwaterは、 /ˈwɑː.ɚ/

発音記号の中にtがあります。

 

一方、無音の場合は

castle  /ˈkæs.əl/

発音記号の中にtがありません。

 

無音の場合は、発音記号上でもちゃんと無音なんですね。

 

英語の発音はこの15語だけで身につきます!