アメリカ英語とイギリス英語、発音聞いてるとなんとなく違いがあるのがわかりますよね。
実はスペルから違う単語もあるんですよ!ややこしい…!
今回はそんなスペリングの違い3パターンをご紹介します!

①-or と -our
「色」という意味の"color"、イギリスでは"colour"と書きます。
フランス語の影響で「-our」が残っているようですね。
他には:
| アメリカ | イギリス | 意味 | 発音※ |
|---|---|---|---|
| favor | favour | 好意 | |
| neighbor | neighbour | 近所の人 | |
| humor | humour | ユーモア | |
| labor | labour | 労働 |
②-er と -re
"theatre"と書いて「シアター」、"centre"と書いて「センター」。
お店なんかで見かけたことありませんか?
これはイギリス英語由来なんですね。
こんな感じです:
| アメリカ | イギリス | 意味 | 発音※ |
|---|---|---|---|
| center | centre | 中心 | |
| meter | metre | メートル | |
| theater | theatre | 劇場 | |
| fiber | fibre | 繊維 | |
| liter | litre | リットル |
③-ize と -ise
これ!スペルミスでありがちなこれ!
イギリス英語だと正解だったのかー!ってなった方いません?
| アメリカ | イギリス | 意味 | 発音※ |
|---|---|---|---|
| organize | organise | 組織する | |
| recognize | recognise | 認識する | |
| realize | realise | 気づく | |
| apologize | apologise | 謝る | |
| finalize | finalise | 仕上げる |
なぜ違うの?
1800年代、アメリカの辞書編さん者 ノア・ウェブスター(Noah Webster) が、
「英語をもっとシンプルにしよう!」と提案したのがきっかけです。
その結果、アメリカでは 「発音に近い綴り」 が好まれるようになりました。
いかがでしたか?
日本で身の回りを見てみると、アメリカ英語もイギリス英語も混在していてややこしいですよね。
例えばハリー・ポッターの洋書で英語を覚えようとすると、イギリス英語になったりとか。(出版社によって違うかも?)
でも安心してください。英検・TOEIC・TOEFL・IELTSなどの試験では、どちらの英語も正解扱いになります!
ただ、学校の授業で習うのは基本アメリカ英語なので、先生によってはイギリス英語だと×にされてしまうかも…。
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