今回は、英語での動物におけるイメージについてお話しようかなと思います。 英語文学などで、その動物が象徴するイメージですね。 symbolism(シンボリズム)と言ったりします。
今回はそんな動物のイメージについて紹介したいと思います!
熊
熊は英語で bear(ベアー)
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strength(ストレンス)/ 強さ
new life(ヌーライフ)/ 新しい生命
resurrection(レザレクション)/ よみがえり、復活
「強さ」はその大きさや力強さから、日本でも同じイメージがありますね。 冬眠して春にまた出てくることから、「新しい生命」や「よみがえり」の象徴としても使ったりするんですよ。
鳩
ハトは英語で dove(ダヴ)
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peace(ピィス)/ 平和
love(ラヴ)/ 愛
hope(ホゥプ)/ 希望
purity(ピュリティ)/ 純粋であること
pigeon(ピジョン)じゃないの?と思った方もいるかもしれませんね。 どちらも日本語にすると「ハト」ですが、英語では区別されています。 大きい方がpigeon、小さくスラっとした方がdoveです。 愛と平和と言えば、ハトですが、英語ではdoveの方が思い浮かびます。
あと、ハトはユダヤ教およびキリスト教で、神の使いとしても知られていますね。
キツネ
キツネは英語で fox(フォックス)
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cleverness(クレヴァネス)/ 賢さ、利口
cunning(カニング)/ ずる賢さ、狡猾さ
mischief(ミスチフ)/ いたずらっ子
キツネはちょっとずる賢いイメージがあります。 例えばディズニーだと「ピノキオ」で出てくる悪者ですね。 日本でも似たようなイメージありますね。 ただし、よく対の存在として出てくるタヌキは、残念ながら英語圏では一般的ではありません。
ライオン
ライオンは英語で lion(ライエン)
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authority(オソリティ)/ 支配、権力者
power(パワー)/ 権力、力
strength(ストレンス)/ 強さ
majesty(マジェスティ―)/ 尊厳、威厳
courage(コゥレッジ)/ 勇気、勇敢
日本でも百獣の王と呼ばれ、威厳のあるイメージですね。
フクロウ
フクロウは英語で owl(アウォー)
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wisdom(ウィズドム)/ 知恵、英知
death(デス)/ 死
sense of foreboding(センス オブ )/ 不吉な予感
なんとなく日本でも賢いイメージはありますよね。 メガネをかけた博士みたいなフクロウさん、子供番組なんかでも見たことある気がします。 「死」「不吉な予感」は、地域などによって、イメージがわかれるようです。
カラス
カラスは英語で raven(レイヴェン)
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death(デス)/ 死
destruction(ディストラクション)/ 破滅
deep insight(ディープ インサイト)/ 鋭い洞察力
ravenは大型の野生のカラスです。 日本の人里でよく見るカラスはcrow(クロウ)ですね。
コンドル(ハゲワシ)
日本ではあまり馴染みがない鳥ですよね。 ハゲワシは英語で vulture(ヴォ―チャー)
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death(デス)/ 死
foreshadows(フォァシャドウズ)/ (悪いことの)前触れ
動物の死骸を食べることから、こういったイメージががついたようですね。 ディズニーの「眠れる森の美女」なんかでも、ちょっと不吉な感じで出てきます。
いかがでしたか? 日本の物語におけるイメージとは、ちょっと違うところもあったのではないでしょうか。 動物に限らず、文化や宗教によってイメージが違うものってたくさんありますよね。 また見つけたら記事にしたいと思います!