シンシアの15秒はじめて英会話

お子様や、英会話レッスンを始める勇気が出ない人のために

英単語の暗記が苦手な人には、接頭語と接尾語から覚えるのがおすすめ

みなさんは、英単語ってどうやって覚えていますか?

私はいわゆる理系なのですが、数学の公式もある程度自分で組み立てられないと頭に入らないタイプ。
英単語の暗記なんてもう何よりも苦手でした。
そんな人におすすめなのが、接頭語と接尾語です。

英語の接頭語と接尾語は、単語の前後に付けられる小さな言葉で、単語の意味や品詞を変える役割を持ちます。
接頭語は単語の前に付けられ、接尾語は単語の後に付けられます。

英語でよく使われる接頭語と接尾語の意味と例を以下に一覧にしました。

接頭語

接頭語 意味
dis- 否定、逆を意味する disagree(意見が合わない)、dislike(好きでない)、disconnect(切断する)
pre- 前に、先にを意味する preview(予習する)、preheat(予熱する)、precaution(予防措置)
un- 否定、逆を意味する unhappy(不幸な)、unfair(不公平な)、unhealthy(不健康な)
re- 再び、戻すを意味する rebuild(再建する)、rewrite(書き直す)、refresh(更新する)
co- 共同、協力を意味する cooperate(協力する)、coexist(共存する)、collaborate(共同作業する)
anti- 反対、対立を意味する anti-government(反政府の)、antibacterial(抗菌の)、anti-social(非社交的な)
inter- 間に、相互にを意味する international(国際的な)、interact(相互作用する)、interfere(干渉する)
mis- 誤った、不適切なを意味する misunderstand(誤解する)、mislead(誤誘導する)、mistrust(不信を抱く)
over- 過剰、過度を意味する overeat(食べ過ぎる)、overreact(反応しすぎる)、overwhelm(圧倒する)
sub- 下、部分を意味する submarine(潜水艦)、subway(地下鉄)、subordinate(下位の)
trans- 横断、移動を意味する transport(輸送する)、translate(翻訳する)、transmit(送信する)
super- 上、超を意味する superhero(スーパーヒーロー)、supernatural(超自然的な)、supervise(監督する)
multi- 多数、多様なを意味する multimedia(マルチメディア)、multinational(多国籍の)、multipurpose(多目的の)
post- 後にを意味する postgraduate(大学院生)、postpone(延期する)、postscript(後書き)
in- 否定、逆を意味する、または中にを意味する incorrect(正しくない)、invisible(見えない)、inject(注射する)

接尾語

接尾語 意味
-able/-ible 可能、能力を示す comfortable(快適な)、edible(食べられる)、flexible(柔軟な)
-al 特定の関係、属性を示す educational(教育的な)、emotional(感情的な)、musical(音楽の)
-er/-or 動作や職業を示す teacher(教師)、actor(俳優)、photographer(写真家)
-ful 満たされた、持っていることを示す careful(注意深い)、useful(役に立つ)、grateful(感謝している)
-ic 特定の関係、属性を示す artistic(芸術的な)、historic(歴史的な)、scientific(科学的な)
-ing 継続的な動作、状態を示す running(走っている)、sleeping(眠っている)、studying(勉強している)
-ish ある程度の、似たようなことを示す childish(子供っぽい)、greenish(やや緑がかった)、selfish(利己的な)
-less ない、欠けていることを示す homeless(ホームレスの)、useless(役に立たない)、hopeless(絶望的な)
-ment 状態、行動、プロセスを示す development(発展)、movement(動き)、management(管理)
-ness 状態、特性を示す happiness(幸福)、kindness(親切)、darkness(暗さ)
-ous たくさんの、多数のを示す dangerous(危険な)、famous(有名な)、numerous(数多くの)
-ship 状態、関係を示す friendship(友情)、partnership(パートナーシップ)、leadership(指導力
-tion/-sion 行為、状態、プロセスを示す conversation(会話)、decision(決定)、expansion(拡大)
-y 特定の性質や属性を示す happy(幸福な)、sandy(砂の)、rainy(雨の)
-ize/-ise 変化を与える、行動を示す organize(整理する)、realize(認識する)、criticize(批判する)

接頭語と接尾語の何がいいかって、意味が似てるものなら、間違えちゃっても伝わるところです。
たとえば、im-とdis-とun-ってすべて「否定」の意味があるのですが、impossibleをumpossibleと間違えちゃっても伝わります。
日本語でも「非」と「否」と「無」と「不」とか似てるけど使い方が違うものがありますよね?
例えば外国の方が「不可能」を「否可能」と言っても、なんとなく理解できちゃいませんか?
そういうことです。

妊娠に関する英語

先日、甥っ子が産まれたので、まずは妊娠に関する英語をいくつか。



 

妊娠に関する英単語

1) I'm pregnant. 

私は妊娠しています。

"pregnant"で「妊娠している状態」を指します。

「妊娠」を名詞で使いたい時は、"pregnancy"を使います。

 

2) We are expecting.

私達の間に子供が生まれる予定です。

1)は主に妊婦さんが使うセリフですが、こちらはパパになる方も使えますね。

もちろん、妊婦さん(ママ)も使えますよ。

二人の赤ちゃん、という表現をしたい時に使います。

 

3) It's a boy/girl.

男の子です/女の子です

お腹の中の子が、男の子か女の子かが判明した時に使います。

"it"は人間に対しては使うのは失礼だ、と習ったことがあるかもしれませんが、お腹の中の赤ちゃんに使う分には問題ないです。

これは決して赤ちゃんを軽んじているわけではなく、ニュートラルにitを使っています。

 

4) How far along are you?

今何か月ですか?

妊娠何か月ですか?なんて、よく聞いたりしますよね。

How many months have you been pregnant?でも間違っていませんが、こちらの方が気遣ってる感じが出ます。(ここまで頑張ってるね、みたいな気持ちとともに聞いてる感じ)

 

5) When is the baby due?

赤ちゃんはいつ生まれる予定ですか?

baby dueは「出産予定日」ですね。

ちょっと踏み込んだ質問なので、親しい間柄の方にしか聞かないとは思いますが、こんな感じに聞きます。

 

 

身近に妊婦さんがいたら、大事にしてあげてくださいね。

次回は出産に関連する英単語を書きます!

shとsの発音の違い

shsの発音の違いってわかりますか?

 

sheは「シー」で、seeは「スィー」でしょ?

ってなんとなくはわかると思うんですけど、実は「し」の音と"sh"の音ってちょっと違うんです。

 

「しゃ」「しゅ」「しょ」をパソコン等で打つ時、またはローマ字で表す時、"sha""shu""sho"って表しますよね。

「しゃ」「しゅ」「しょ」と同じ感じで、「し」も言ってみてください。

それが"sh"の発音です。

カタカナにすると、「しゅぃー」って感じになるかと思います。

wannaとかgonnaって何?

wannaとかgonnaとか、英語の歌詞とかでよく聞きますよね。


意味は知ってますか?
 wanna = want to (またはwant a)
 gonna = going to
というように、2単語を略したような形なんですね。

他にも、
 gotta => got to
なんていうのもあります。

さて、なぜwannaやgonnaという言葉が生まれたのか。
それは英語の発音で使うリンキングという仕組みが関係しています。

例)
あなたは行きたい?
Do you want to go?
(ドゥユワナゴー?)

音も実際聞いていただけるとわかると思うんですが、もうwant to(ワントトゥー)なんて言ってないですよね。
この記事blog.sincere-eikaiwa.com
にも書きましたが、英語はつづりと発音が必ずしも一致していないことが多いです。
wannaやgonnaは音に対してつづりを決めたパターンですね。


ちなみに辞書にも載っている言葉ではありますが、学校のテストや、ビジネスメールでの使用はおすすめしません。
フランクな略語ですからね。

犬は英語でドッグ!子犬は?

犬は英語で"dog"ですね。

では、子犬は?

 

正解はpuppy(パピー)です。

 

 

英語では動物の年齢に伴って呼び方を変えることがよくあります。

まずは、日本でもよく見る動物の子どもの時の呼び方をまとめました。

 

動物 成体時 子どもの時
いぬ

dog

pup/puppy

ねこ

cat

kitten

ヒツジ

sheep

lamb

ウシ

cow

calf

ニワトリ

chicken

chick

ぶた

pig

piglet

 

 

動物それぞれでまた呼び方が増えるなんて、覚えるの大変だよ!と、思いますよね?

ご安心ください。実はこれらの呼び方は、いくつかの動物で共通しているのです。

 

calf ...ウシ、ゾウ、くじら、マナティーなど、大きな動物の子どものこと

pup ...犬、キツネなどの犬科の動物の子どもの他、アザラシやオットセイの子ども

chick ...ひよこ、またはその他の雛鳥

 

 

アメリカ人も動物すべてを呼び分けられる人も多くないので、

 大きい動物の子(海にいる哺乳類含む) = calf

 その他の動物の子 = pup

 鳥のヒナ = chick

くらいにざっくり覚えておけばOKです。

日本人が英語の発音が苦手と思っている理由

英語を勉強中の皆様に質問です。

英語の発音に自信はありますか?

 

 

はい、多くの方が"No"と答えたでしょう。

 

「日本人は英語の発音が苦手」とはよく言いますが、それは当たり前なのです。

だって母国語じゃないんですもの。

え?納得できないですか?

 

では、「インド人の英語は聞き取りにくい!」と言っている人、聞いたことないですか?

聞いたことある方もいるようですね。

 

何が言いたいかっていうと、二つ。

日本人が英語の発音が苦手なのには「理由」があること。

そしてその「理由」は日本人だけに限ったことじゃないこと。

です。

 

 

日本人が英語の発音が苦手な理由

理由①音素が違う

私たちは言葉を発するとき、口や舌を使って音を出します。

これを発音と呼んでいるわけですが、英語と日本語では発音が違いますね?

日本語は、あいうえお、いわゆる五十音を発音しているのですが、

英語は大体44種類の音素(phoneme)と呼ばれる音で発音しています。

 

日本語は文字=音素になるのですが、英語では違います。

例えば...

 make(メイク)とcat(キャット)のa

 like(ライク)とhit(ヒット)のi

違いますよね?

 

また、日本語には全くない音素もあります。

 thinkなど、thの音(舌を上の前歯に添えて、息を吐きだす音)

 veryのv(下唇に上の前歯を当てて出す音、いわゆる”ヴ”の音)

など。

そして日本人が一番嫌いなRLの音もありますね。

 

上記を踏まえて、いくつか日本人的には似て聞こえる言葉をご用意したので、聞き比べてみてください。

 

work

walk

 

seat

sheet

 

live

leave

 

hat

hut

hot

 

違いはわかりましたか?

ではこれ、カタカナで表してみてください。

ものすごく難しくないですか?

やはり日本語にはない音なんですよね。

 

理由②文字と発音のシステムが違う

phonology(フォノロジー)、または、音韻論という言葉をご存知ですか?

英語はこのphonologyによって、単語や文節、文章などの発音を決めているのです。

 

例えば、bellsはベル、booksはブック

同じsなのに、違う発音をします。

 

また、catsなどのtsの音は、英単語の始めには来ないことを知っていましたか?

tsunami(ツナミ)は日本語なので例外ですが、英語圏の人にはとっても発音しにくいそうです。

 

理由③子供の頃の風潮

 

学生時代、英語の発音を練習するのが恥ずかしい、と思ったことはありませんか?

もしくは、なんとなくそういった雰囲気がありませんでしたか?

この風潮のせいで、多くの日本人が正しい発音を練習する機会を失くしているのです。

最近の子どもでも、まだこの風潮が残っているようですね。

海外生まれの子も、帰国子女も、たくさん増えているようなのに、不思議ですね。

 

 

 

じゃあ発音はよくならないの?

そんなことはありません。

日本語で使わない音というのはつまり、「普段使っていない口周りの筋肉を使う音」ということです。

日本のアナウンサーさんなどがやるように、英語の滑舌トレーニングをすればいいわけです。

 

まずは44音素を聞いてみてください。

www.youtube.com

 

そして、英語の文章を読む機会があったら、声に出して読むようにしてください。

早口言葉でもいいですよ。

www.youtube.com

 

何分かやってみると、口の周りが疲れませんか?

いつも使っていない筋肉が使われている証拠です。

鍛えていけば、綺麗な発音ができるようになります。

 

おわりに

日本人にとって英語の発音が難しいのは、そもそも普段発する音が違うので当たり前ですよねって話でした。

ブログや動画作ってると「カタカナで発音書かないと覚えられないよ」と言われるのですが、本当に難しくて…。

 

台湾、インドの方も、音のとらえ方が違うので、英語の発音は苦手なんだそうですよ。

英語の勉強の目的は人それぞれですが、

英会話に限らず会話は、伝えたいことが伝われば勝ちです。

 

サンタさんのソリを引くトナカイは何頭?

サンタさんのソリ、何頭のトナカイで引いてるか知ってますか?

 

正解は、9頭です。

 

諸説ありますが、この9頭という話は、身近なところで言うと「赤鼻のトナカイ」の歌に出てきます。

「真っ赤なお鼻の~♪」で、有名な歌ですね。

歌は知ってるけど、何頭いるかなんて聞いたことない、って方多いと思います。

実は日本語版の歌詞では、他のトナカイの部分がカットされてることが多いんです。

 

以下が英語版の歌詞です。

You know Dasher, and Dancer, and
Prancer, and Vixen,
Comet, and Cupid, and
Donner and Blitzen
But do you recall
The most famous reindeer of all

Rudolph, the red-nosed reindeer
had a very shiny nose
and if you ever saw it
you would even say it glows.

All of the other reindeer
used to laugh and call him names
They never let poor Rudolph
play in any reindeer games.

Then one foggy Christmas eve
Santa came to say:
"Rudolph with your nose so bright,
won't you guide my sleigh tonight?"

Then all the reindeer loved him
as they shouted out with glee,
Rudolph the red-nosed reindeer,
you'll go down in history!

 

冒頭の太字部分が、カットされたトナカイ達の名前です。

You know Dasher, and Dancer, and
Prancer, and Vixen,
Comet, and Cupid, and
Donner and Blitzen

(ダッシャーと、ダンサーと、
プランサーと、ヴィクセンと、
コメットと、キューピッドと、
ドナーと、ブリッツェンを知ってるね)

こんな名前のトナカイ達だったんですね。

 

でも、「あれ、8個しか名前がなくない?」と思いましたね。

そこで次の歌詞に続きます。

But do you recall
The most famous reindeer of all

(でも一番有名なトナカイの名前を憶えてる?)

Rudolph, the red-nosed reindeer

(ルドルフ、赤鼻のトナカイ)

 

そうです。

赤鼻のトナカイはルドルフという名前なんですね。

ルドルフという名前は聞いたこともある人もいるのでは?

 

 

英語版を聴いてみたい方はこちらからどうぞ

www.youtube.com

 

日本語版はこちら

www.youtube.com