"Wheels on the Bus"という歌はご存知ですか?
「バスのタイヤがくるくる回るよ」という、英語の童謡です。
さて問題、「くるくる」を英語で言えますか?
動画を見てみた方は言えるかもしれませんが、今回はこの歌に出てきているオノマトペに着目したいと思います。
くるくる
くるくる、もしくはぐるぐる回る、って英語でなんて言うかわかりますか?
正解は、
round and round (ラウンド エン ラウンド)
The children spun round and round until they made themselves dizzy.
直訳すると「まるく、まるく」ですかね。
英語だとオノマトペではなく、動く形を表現していますね。
ひゅんひゅん
続いて、ひゅんひゅん、もしくはひゅっひゅっ?
歌では、ワイパーが横に振れる音として出てきています。
ヒントは、「風を切る音」です。
正解は…
swish(スウィッシュ)
With a swish of the curtains, the stage was revealed.(カーテンの揺れとともに、舞台が姿を現した。)
この"swish"は風を切る音から来ています。
ラケットやバットを振って風を切る音なんかも、swishと表すことができます。
swishの使い方は、上の例文で書いたswishと言う音の名詞の他にも、動詞としても形容詞としても使えます。
<動詞> 意味:ヒュッと振る
The horses swished their tails to get rid of the flies hovering around them.(馬たちは尻尾を振って周囲を飛び回るハエを追い払った。)
<形容詞>意味:小粋な、しゃれた(主にイギリス英語で)
I'm staying at a swish hotel.(洒落たホテルに泊まっているんだ。)
チカチカ
チカチカ、点滅する音ですね。
なんというでしょう?
正解は
blink (ブリンク)
We all love blinking lights on the Christmas tree.(私たちは皆、クリスマスツリーの点滅するライトが大好きだ。)
blinkは「瞬き」という意味です。
つまり、ウィンカーは瞬きしてる、ということなんですね。
日本語だとちょっと不思議かもしれませんが、そもそも英語ではウィンカーのことをブリンカーと言うんです。
ウィンクじゃないんです。片目なのにね。
なので、(目を)パチパチする、もblinkで表します。
ブーンブーン
車などのエンジンの音で使うオノマトペです。
vroom vroom(ヴルンヴルン)
The motorcycle's vroom pierced the silence of the night.(夜の静寂を突き破ったのは、バイクのエンジン音だった。)
これは珍しく音から来てますね!
vroomはそのまま「エンジン音」と訳されることも多いです。
えーんえーん
赤ちゃんや小さい子がなく声はどのように表現するでしょう?
wah wah(ワー ワー)
The newborn filled the room with the soft "wah-wah" of their cries.(新生児の柔らかいわーワーという鳴き声で部屋が満たされた。)
カタカナで書くと、なんだか楽しそうにも見えますね。
waa waaと書くこともありますね。
ちなみにwah wahは、「わーわーうるさい」みたいな時にも使います。
しーっ
しーっ、静かに!と言いたい時、英語だとなんていうかわかりますか?
正解は
Shh(シー)
Shh, you’ll wake the baby.(しーっ、赤ちゃんが起きちゃうよ。)
日本語と同じなんですね!
読み方(シー)と書きましたが、厳密にいうと(シュー)にも近い音ですね。
いかがでしたでしょうか。
日本語のオノマトペの方が、音をそのまま表現してるみたいで、個人的には好きです。
が、英語の方がある意味わかりやすいかもしれませんね。
おまけ)
最初にリンクを貼ったCocomelonの英語の歌は、息子も大好きで3歳くらいまでよく見てました。
このWheels on the Busの他、Baby Shark、Finger Familyは、うにゃうにゃ英語ですが歌えるようになるくらい覚えてました。
お子さんの英語教育におすすめです。Cocomelon。